【カンムリビギニングJr】幻影カバマンダー【最終1位/レート1810】
【はじめに】
今回ははじめましての方が多いと思います、
いざよいと申す者です。
11月13日~11月16日に開催されたカンムリビギニングジュニアカテゴリに参加し目標の最終1位と竜王戦本戦出場権をとることができたので使用した構築を紹介したいと思います。
TN ないとー® 最終1位(レート1810) 36勝9敗
Day1⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎ 6-1
Day2×⚪︎⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎×⚪︎×11-5
Day3⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎×⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎19-3
総合戦績36-9
【参加経緯】
発表された当時は参加するつもりは無かったのだが、10月の終わり頃に自分が早生まれなおかげでガチ強者のいないジュニアカテゴリでできることと、公式大会では珍しくシングルであること、プールが狭くかなりやりやすそうだったこと、そして竜王戦への憧れから今回の大会に参加することに決めた。
【本番までの準備】
やろうと決めた時はまだ半月ほど時間があったのだが、部活が毎日夜遅くまで続く影響で1日1時間と少しくらいしか実機に触ることができず、とにかく実戦経験が足りなかった。
そこを補うため某サイトで電車の中や昼休みに暇さえあれば対戦をしていた。
こうして実機で少し仲間大会に参加しつつ、出先でひたすらに対戦を重ねていった。
【個体紹介】
マンムー@襷
性格:陽気
特性:厚い脂肪
実数値:185-182(252)-101(4)-x-80-145(252)
A-相手を雑に削って欲しかったので振り切り
B-端数
S-アッキミミとミラー意識の最速
カンムリビギニングにおける構築には地面枠は抜けないと思い採用。
他に候補としてはガブリアスが上がると思うが、ガブだと初手ドラパのケアができないのと、初手ステロ要因ミラー(主にマンムー)に一方的に不利になってしまうことを鑑みてこちらを選んだ。
結果的にこれは正解だと思っていて、初手の安定感が増し、安定した試合展開ができた。
礫の枠が何故か地割れになっているが、これは某サイトで回してた時に思ったより礫を打つ頻度が少なく、だったら負け確を勝ちにできる地割れの方がいいのでは?と思いこうなった。
初日はとても後悔したが、振り返ってみると礫で落とした試合より地割れで拾った試合の方が多かったのでこれで良かったと思う。
運だけとか言わないでよね
バンギラス@珠
性格:うっかりや(C↑D↓)
特性:砂起こし
実数値:207(252)-154-130-154(196)-108-89(60)
技構成:かみなり/悪波/ロクブラ/瓦割り
H-最低限の耐久を確保するため振り切り
C-H252振りアーマーガアに対してダイサンダーで最低乱数切り確定1発
S-4振りアーマーガア抜き
環境メタ兼地雷枠。
流行していた並びであるアマガバンギに対して特にその力を発揮する。
Sに少し振っているおかげでほとんどのバンギの上から格闘技を打ち込むことが出来た。
アマガとの対面を作った場合はダイサンダーを積極的に切っていく。
別に弱点付くだけなら雷の牙とかでいいと思う人もいるかもしれないが、Sに振られていた場合先に鉄壁を積まれてしまうと抜群でも突破できなくなるため特殊方向から攻めていくことで安定してアマガに勝てるようにした。
唯一Sに振った残飯身代わりアーマーガアには勝てないが1度も当たらなかった。
性格に関しては元々Aが高くダイナックルを打つことでバフをかけられることも考えるとAに下降補正をかけるのに抵抗を覚えたため最後まで悩んだ結果Dに下降補正をかけることにした。実際、物理との打ち合いの方が多かったのでこの判断は正解だった。
ミミッキュ@アッキ
性格:意地
特性:化けの皮
実数値:159(228)-143(156)-104(28)-x-126(4)-128(92)
技構成:剣舞/じゃれつく/かげうち/ドレパン
アッキミミが多いのは目に見えていたため、Sを普通のアッキミミよりかなり多く振ったミミッキュがボックスにいたのでそのまま使った。(S9の流用個体)
実際とても使い慣れていたのでなんだかんだ流用して良かったと思う。
一度こいつよりSの速いアッキミミに当たって死にたくなったが、やはりこのミミッキュは個人的に使い慣れていたので立ち回りがかなり安定していた。
じゃれはゴーストダイブと悩んだがこの構築のミミッキュはダイマを枯らすと言うよりは剣舞→ウォール→ダイマ技で切り返すみたいなムーブをすることの方が圧倒的に多く、欠伸ループも切れることからじゃれを選択した。
ドラパルト@拘り鉢巻
性格:陽気
特性:すり抜け
実数値:163-172(252)-95-x-96(4)-213(252)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/蜻蛉返り
A-鉢巻の火力を最大限生かすため振り切り
D-端数
S-ミラー意識の最速 レート15xxが使ってくる黒馬に負けるのもしょうもないので。
壁展開に対して主に選出し、すり抜け鉢巻の火力を押し付けていく。
例外としてレジエレキ展開に対してはマンムーから入るが、すり抜けを持っているため裏から出して後発で暴れるといった動きを多用した。
また、爆発のターンにこいつに引くと気持ちよくなれることがある。
最も大きな役割対象はオーロンゲで、初手に合わせて鉢巻はがつばで削っていく。
鉢巻にすることでHB特化だろうと確2がとれるので、相手のオーロンゲに対して両壁貼るが無償突破されるor片壁+電磁波を撒くの2択を迫ることができる。
電磁波を撒かれようと大体裏から出てくるのはSに振ってない弱保メタグロスばかりだったのであまり問題はなかった。
カビゴン@残飯
性格:腕白
特性:厚い脂肪
実数値:267(252)-130-128(252)-x-131(4)-50
技構成:欠伸/地割れ/ヘビボン/カウンター
HB-クッションカビとして一番汎用性が高く安定すると思っているHB特化。
D-端数
びびんばびー
仲間大会で試運転をしていた時、本当に寄せ集めで参加したにも関わらずこのカビゴンとアッキミミだけで6連勝ほどしてしまい非常に使用感が良かったので、技構成も変えずそのまま使用した。S11の流用個体。
ダイマ切り返し性能が非常に高く、物理ダイマアタッカーを全部カウンターで吹き飛ばしていた。特に最終日とても多かったメタグロスに対しての対抗手段としてとても有効だった。
サンダー@拘り眼鏡
性格:控えめ
特性:プレッシャー(完全にミス静電気でいい)
実数値:165-x-105-194(252)-111(4)-152(252)
技構成:10万ボルト/暴風/熱風/ボルチェン
C-火力が欲しかったので振り切り
D-端数
S-最低限の速さを確保するため準速
バンギラスが出せないアマガのいる構築や、ミロカロスの一番太い処理ルートとして採用。
特化眼鏡の火力は凄まじく、電気の一貫のある構築は有利対面で無限に眼鏡ボルチェンを打ってるだけで勝てた。
性格はとても悩んだが色々なポケモンへの確定数が変化するため控えめとし、威力重視で放電ではなく10万ボルトを採用した。
カンムリビギニングでのサンダーは珠アタッカー型が圧倒的に多かったが、ダイマをあまり切らずに眼鏡ボルチェンで有利サイクルを形成していくこのサンダーが一番しっくりきた。
固定概念に囚われるな。
【感想】
めっちゃ嬉しい!!
プールが狭かったので考察したもん勝ちのルールだったなと思います。
初日は地割れを採用したことを後悔したり、静電気にするはずのサンダーをプレッシャーのまま登録してしまったりと、こんなもので1位など本当に取れるものだろうかと不安でしたが、なんとかとることができました。全部応援してくれた皆様とポケモン達のおかげです。
感謝!!!!
【Special Thanks!!】
・ずっと相談にのってくれたブリキ_ポケ
・ドラパの色個体を提供してくれたしゃけさん
・16日の朝に潜ってくれてた海外ニキ
・カッコいい構築名の案をくれたりみおさんとルセリア
・にのもちさーかいありしあ
・応援してくれたTwitterのみんな
・頑張ってくれたポケモン達
本当にありがとうございました!
竜王戦本戦も頑張ります!!!
何かあればTwitter:@izayoi_pokeまで